眺めの良い場所に住みたいと思うことはありませんか?
当事務所がある牛窓は、一昔前のバブル期にリゾート開発された地域にあり、関西方面の別荘地として知られていました。
バブル後に一度廃れたのは全国の別荘地と同じですが、田舎暮らしや2拠点生活が取り沙汰される現代社会において、またにわかに脚光を浴びつつあります。
そのおかげもあり、当事務所には高台や傾斜地に注文住宅を建て眺望の良い住まいを手に入れたいと尋ねて下さる方が一定数いらっしゃいます。
そこで、今回は「傾斜地に建つ家」についてお伝えいたします。
住みたい場所だけれど、高低差や傾斜地であることをネックに諦めかけている方は、是非とも設計事務所をお訪ね下さい。
ハウスメーカー等では対応できない敷地でも、満足のいく回答を示してくれるはずです。
傾斜地に注文住宅を建てるメリット
住みたい場所に住むことは、心身共に癒されるものです。傾斜地(斜面)だからと言って諦めるのは勿体ない!
傾斜地に建つ家のメリットについて記載したいと思います。
・造成地に比べ土地代が安い
・開かれた視界で気分がリフレッシュできる
・家づくりのコンセプトを明確にできる
・隣地からの視線が気にならない
傾斜地に建つ家のメリットについて記載したいと思います。
・造成地に比べ土地代が安い
・開かれた視界で気分がリフレッシュできる
・家づくりのコンセプトを明確にできる
・隣地からの視線が気にならない
造成地に比べ土地代が安い
傾斜地は平坦な土地と比較すると、設計作業も施工も非効率になるので年間着工数が多いハウスメーカーや工務店は、効率が悪くなるので契約を行わない場合があります。
結果、不動産会社は大口の販売先が少なくなるので安く販売するということになります。
土地代を抑えられるため、その分の費用を住宅の建築費用をかけるといったことも可能となります。
結果、不動産会社は大口の販売先が少なくなるので安く販売するということになります。
土地代を抑えられるため、その分の費用を住宅の建築費用をかけるといったことも可能となります。
開けた視界で気分がリフレッシュできる
傾斜地に住宅を建てたい一番の理由は、眺望の良さではないでしょうか。
山や海など自然が望める土地であれば、眺めを思う存分楽しむことができます。また、街を一望できる高台では綺麗な夜景を独り占めできます。
開けた視界で四季を楽しめることが、心も身体もリフレッシュさせてくれるのは私の自邸で証明済みです。
山や海など自然が望める土地であれば、眺めを思う存分楽しむことができます。また、街を一望できる高台では綺麗な夜景を独り占めできます。
開けた視界で四季を楽しめることが、心も身体もリフレッシュさせてくれるのは私の自邸で証明済みです。
家づくりのコンセプトが明確にできる
傾斜地に建つ家で、最大限活用したいのが敷地の高低差です。
高低差が生みだす縦方向への拡がりを有効活用できるかが設計のポイントになります。
斜面の欠点を逆手にとり、そこに焦点をあてることで、個性あふれる世界に一つだけの注文住宅を造り上げることができます。
高低差が生みだす縦方向への拡がりを有効活用できるかが設計のポイントになります。
斜面の欠点を逆手にとり、そこに焦点をあてることで、個性あふれる世界に一つだけの注文住宅を造り上げることができます。
隣地からの視線が気にならない
傾斜地では隣地と高低差が生じるので、隣人や道路からの視線が気になりにくいのもメリットです。
また、隣家と屋根の高さがずれるため、日当たりが確保しやすく風通しも良くなる点も見逃せません
また、隣家と屋根の高さがずれるため、日当たりが確保しやすく風通しも良くなる点も見逃せません
傾斜地に注文住宅を建てるデメリットと注意点
傾斜地は平坦な土地と比べで、特殊な形状だといえます。そのため建築には綿密な事前調査が欠かせません。
以前のブログにも記載しましたが、購入後に「想定していなかった建築費用がかかった」とならない様にも、傾斜地の場合は特に設計事務所と一緒に土地探しをすることをおすすめいたします。
では、斜面に家を建てるときの注意点を紹介します。
・災害のリスクがある
・基礎の費用が高くなる
・法規制の確認が必要
以前のブログにも記載しましたが、購入後に「想定していなかった建築費用がかかった」とならない様にも、傾斜地の場合は特に設計事務所と一緒に土地探しをすることをおすすめいたします。
では、斜面に家を建てるときの注意点を紹介します。
・災害のリスクがある
・基礎の費用が高くなる
・法規制の確認が必要
災害のリスクがある
傾斜地で想定される自然災害は崖崩れや土石流です。また、周辺よりも低い位置に土地がある場合は、水が流れ込み浸水する恐れもあります。
崖崩れによる災害が想定される地域は、「急傾斜地崩壊危険区域」等として指定されています。
各自治体のハザードマップで確認できるので、購入を考えている土地は必ず事前に確認してください。また、法務局に保存されている登記簿謄本に記載されている小字(こあざ)を読み解くことで、その地域が古くから悩まされていた災害を知ることもできますので参考にしてください。
ただ、私個人の感想としては、どんな土地に住んでいても自然災害にあう可能性はありますので、万全の体制を整えたうえで住みたい場所に住まうのが幸せではなかろうかと思っています。
そのお手伝いをするのが建築士の免許を持った人間の使命です。
崖崩れによる災害が想定される地域は、「急傾斜地崩壊危険区域」等として指定されています。
各自治体のハザードマップで確認できるので、購入を考えている土地は必ず事前に確認してください。また、法務局に保存されている登記簿謄本に記載されている小字(こあざ)を読み解くことで、その地域が古くから悩まされていた災害を知ることもできますので参考にしてください。
ただ、私個人の感想としては、どんな土地に住んでいても自然災害にあう可能性はありますので、万全の体制を整えたうえで住みたい場所に住まうのが幸せではなかろうかと思っています。
そのお手伝いをするのが建築士の免許を持った人間の使命です。
基礎の費用が高くなる
傾斜地に建つ家では、土地の高低差は一般的に基礎を工夫して調整します。
基礎部分を利用して半地下にしたり、ピロティと呼ばれる上階を部屋とし下階を吹き放ちにした屋根のある空間などをつくることで、暮らし方にバリエーションを持たせ豊かに過ごせるように様々な工夫を生みだせる余地を与えます。
その一方で、基礎を造るための鉄筋やコンクリートの量は増えてしますので費用が高くなる傾向にあります。
また、傾斜地は建物を支える固い地盤の層が一定の深さにないため、鋼管杭などによる地盤補強工事が必要になる場合があることも忘れてはいけません。
基礎部分を利用して半地下にしたり、ピロティと呼ばれる上階を部屋とし下階を吹き放ちにした屋根のある空間などをつくることで、暮らし方にバリエーションを持たせ豊かに過ごせるように様々な工夫を生みだせる余地を与えます。
その一方で、基礎を造るための鉄筋やコンクリートの量は増えてしますので費用が高くなる傾向にあります。
また、傾斜地は建物を支える固い地盤の層が一定の深さにないため、鋼管杭などによる地盤補強工事が必要になる場合があることも忘れてはいけません。
法規制の確認
まっさらな斜面に、そのまま建築をすることが可能であれば問題ありませんが、条例などにより擁壁と呼ばれるコンクリートの構造物を設置しなければならない事もあります。
土地購入後に判明してしまうと、百万円単位で建築コストが変わってしまうので十分な注意が必要です。
土地購入後に判明してしまうと、百万円単位で建築コストが変わってしまうので十分な注意が必要です。
まとめ
傾斜地に建つ家は、眺望の良さや高低差を生かした縦方向への拡がりなど、個性あふれる世界に一つだけの注文住宅を造り上げることができます。
また、土地代が安いのも大きなメリットです。
しかし、造成費用や基礎費用など建築費用がかかる場合も多いため、土地代の安さと建築費の割り増しは相殺されると思ってください。
傾斜地での建築は、条例や地盤調査、ハザードマップの確認など、念入りな事前調査が重要になります。購入後に後悔のないよう、設計事務所と一緒に土地探しをすることをお勧めします。
モリシタユウヤ建築設計事務所は、眺望の良い傾斜地に建つ家となっております。
施工実績にも載せておりますので、一度ご覧ください。また、お近くに来られる際は是非お越しいただき、空間と空気感を体験してください。
また、土地代が安いのも大きなメリットです。
しかし、造成費用や基礎費用など建築費用がかかる場合も多いため、土地代の安さと建築費の割り増しは相殺されると思ってください。
傾斜地での建築は、条例や地盤調査、ハザードマップの確認など、念入りな事前調査が重要になります。購入後に後悔のないよう、設計事務所と一緒に土地探しをすることをお勧めします。
モリシタユウヤ建築設計事務所は、眺望の良い傾斜地に建つ家となっております。
施工実績にも載せておりますので、一度ご覧ください。また、お近くに来られる際は是非お越しいただき、空間と空気感を体験してください。