Blogブログ

掃除の仕方

大きな掃除はないのが一番

年末が近づくと多くの人がしなければと思うのが大掃除。

ですが!大掃除は無い方がよいのも事実です。

毎日の中で少しずつ掃除を積み重ねて来年こそは年末を楽に迎えましょう。

汚れは2種4分類 

生活の中で発生する汚れは大きく分けると2種類。

酸性 or アルカリ性 で 室内の汚れは、ほぼ酸性で8~9割にのぼります。

酸性の汚れは大きく3つ。
チリ(埃・砂・泥など)
油脂(食べ物・皮脂など)
カビ、菌

アルカリ性の汚れは
石鹸カス、水垢など

となります。

汚れに合った洗剤

室内汚れは酸性とアルカリ性に分類されますが、汚れを除去するには適した洗剤で
除去しなければ塗広げてしまうだけです。

適材適所というヤツです。

酸性汚れ

・チリは酸性ではありますが、これらはホウキと掃除機で片付けてしまうので別枠。
しかし、長い間放置したチリは何処かからやってくる油を吸収し掃くだけでは終わら
ないので早めの対応を心掛けます。

・油汚れはアルカリ性由来の重曹や過酸化ナトリウム、炭酸ソーダを水に溶かして
霧吹きで噴霧したのち拭き取り。小さじ1杯と400mlの割合です。
一見すると面倒くさく感じますが、合成洗剤を使って掃除をすると使った洗剤の後拭きが
必要になってしまうので、返って仕事が増えてしまいます。

・カビや菌は掃除というよりも、除菌のイメージに近くアルコールスプレーで対応です。
揮発性が高いため押し入れやクローゼットのカビ予防の掃除にも使えます。

アルカリ性汚れ

室内のアルカリ性汚れは水廻りに集中しています。
これらには酸性の洗剤やクエン酸で対応です。こちらも小さじ1杯と400mlの割合で作製した水溶液を用います。

排水パイプ汚れ

油と石鹸カスの混合汚れとなっているパイプには重曹とクエン酸を用います。
2Lのお湯にクエン酸大さじ2杯、重曹1/2カップを排水口廻りに撒いたあとクエン酸水溶液を排水口に注ぎます。

また、洗濯機の槽清掃にもクエン酸水で5時間つけ置き洗いで対応可能です。

掃除道具

我が家では不精ホウキ(白木屋傳兵衛商店)、充電式コードレスクリーナーサイクロンアタッチメント付き(マキタ)、
クイックルハンディ(花王)などを主としてチリや埃を取り除き、折りたたみバケツをもって雑巾がけをしています。

持ち運びし易く、収納しやすい、そして壊れにくいものがモノ選びの基準。

そうする事で日々の生活に掃除を組み込みやすくなるからです。

まとめ

重曹やクエン酸などの自然由来のものは、界面活性剤入りの合成洗剤などに比べて
あと拭きが楽になるため日常のサッと使いにとても重宝します。

ホウキ、クイックルなどを用いたサッと掃除

雑巾や洗剤を使ったガッツリ掃除

サッと掃除とガッツリ掃除を織り交ぜながら暮らすことでいつもの状態を維持する。

住まいはお気に入りの状態を維持することで豊かになります。

暮らしをもっと楽しくする為に何を足すべきか。
住まい方について、あれこれ考える年末年始も楽しいのではないでしょうか。

SHARE!

BLOG TOP