気に入ったロケーションの見つけ方について
以前のブログでも触れましたが、土地を探す方法は以下のようなものがあります。
・インターネットや不動産会社の広告している土地
・ハウスメーカー、工務店が分譲する土地
・自分で探す
いずれにしても、まずはご自身やご家族がどの様な要望があるのか確認する必要があります。
どの様に要望を纏めるか、以下に解説していきます。
条件の優先順位を決める
土地探しを始めるにあたって、まず以下の点について優先順位を付けます。
・利便性
・安全性
・景色
・学区(通学する必要がある場合)
家族それぞれに希望や思いがあるので、優先順位を決めておくことが重要です。
何をどこまで譲れるのか把握して欲しいと思います。
・利便性
・安全性
・景色
・学区(通学する必要がある場合)
家族それぞれに希望や思いがあるので、優先順位を決めておくことが重要です。
何をどこまで譲れるのか把握して欲しいと思います。
利便性
公共交通機関や買い物先へのアクセス、銀行や病院・役所などの公的機関へのアクセス、通勤通学の時間や方法など
言わずもがなですが、利便性は生活していく中でとても大切な面を持っています。
どこまで許容できて、どこまでを求めるのか生活シミュレーションを繰り返し検討する必要があります。
言わずもがなですが、利便性は生活していく中でとても大切な面を持っています。
どこまで許容できて、どこまでを求めるのか生活シミュレーションを繰り返し検討する必要があります。
安全性
自ら危険な地域に居を構える人はいないと思います。
しかし、今般の災害発生状況を考えると、どの場所でも絶対的な安全を確保できる地域がないのが現状です。
建築物により安全性を担保しつつ、水害・土砂災害・地震・津波をどのように考えるか。
避難先や、家族が離れている際に被災した場合の集合場所なども考慮しながら検討してください。
しかし、今般の災害発生状況を考えると、どの場所でも絶対的な安全を確保できる地域がないのが現状です。
建築物により安全性を担保しつつ、水害・土砂災害・地震・津波をどのように考えるか。
避難先や、家族が離れている際に被災した場合の集合場所なども考慮しながら検討してください。
景色
眼前に広がる明媚な景色は心を和ませてくれます。
しかし、利便性と対局にある点が悩み処となります。利便性と合わせてシミュレーションすることで
ご自身やご家族が、何を求めて家づくりをしているかを確認してください。
しかし、利便性と対局にある点が悩み処となります。利便性と合わせてシミュレーションすることで
ご自身やご家族が、何を求めて家づくりをしているかを確認してください。
学区
学区は、公立小・中学校の就学区域として市町村の教育委員会によって定められています。
どうしても通いたい学校がある場合には学区による縛りが出てしまいます。
ここで重要なのは「行きたい学校を探す」と言うことではなく、小学校6年間+中学校3年間(私立に行かなければ)
の最長9年間に照準を合わせて、一生を過ごす場所を選ぶかどうかを決める必要があると言うことです。
もちろん、9年間を過ごしたら住処を変えるという手段もあります。
必要なのは、ご自身やご家族の意思を話し合いながら方向付けすることです。
どうしても通いたい学校がある場合には学区による縛りが出てしまいます。
ここで重要なのは「行きたい学校を探す」と言うことではなく、小学校6年間+中学校3年間(私立に行かなければ)
の最長9年間に照準を合わせて、一生を過ごす場所を選ぶかどうかを決める必要があると言うことです。
もちろん、9年間を過ごしたら住処を変えるという手段もあります。
必要なのは、ご自身やご家族の意思を話し合いながら方向付けすることです。
コスト配分
家づくりに必要となる費用は、建築費+土地代+諸費用です。そして、インテリアも新築時に刷新したいとなると、
その費用も組み込むことになります。
その中で、どこにどれだけ費用を掛けていくのかを考えます。
気に入った土地を予算度外視で購入してしまい、建築費で行き詰る事例も沢山あります。
ロケーションが家づくりを先導していきますが、予算配分には十分な注意が必要です。
この辺りは、ご自身やご家族のみで進めるには難しい部分です。
プロを交えてお話を進めることをお勧めいたします。
その費用も組み込むことになります。
その中で、どこにどれだけ費用を掛けていくのかを考えます。
気に入った土地を予算度外視で購入してしまい、建築費で行き詰る事例も沢山あります。
ロケーションが家づくりを先導していきますが、予算配分には十分な注意が必要です。
この辺りは、ご自身やご家族のみで進めるには難しい部分です。
プロを交えてお話を進めることをお勧めいたします。
私の場合
指標がない中で検討を重ねることは難しいと思いますので、参考までに私の場合について記載しておきたいと思います。
優先したことは、景色と通学時間そして水に関わる災害でした。
・最優先は景色を堪能できる場所であること。そして、高台から瀬戸内海を眼前にしながら一日を過ごせること
・小学校まで徒歩15分圏内であること
・高校の通学は親の送り迎えをいとわない
・洪水と津波は避けたい
・車両で30分程度の時間で主要都市に行けること
・出来れば、車両で15分圏内にコンビニエンスストアが欲しい
・電車の駅はなくてよい
・バス停もなくてよい
上記の優先順位で土地を探した結果が、牛窓の自邸となります。
優先したことは、景色と通学時間そして水に関わる災害でした。
・最優先は景色を堪能できる場所であること。そして、高台から瀬戸内海を眼前にしながら一日を過ごせること
・小学校まで徒歩15分圏内であること
・高校の通学は親の送り迎えをいとわない
・洪水と津波は避けたい
・車両で30分程度の時間で主要都市に行けること
・出来れば、車両で15分圏内にコンビニエンスストアが欲しい
・電車の駅はなくてよい
・バス停もなくてよい
上記の優先順位で土地を探した結果が、牛窓の自邸となります。
まとめ
優先順位をつけることは、家づくりの中でとても大切になってきます。
土地選びもそうですが、間取りを決めたり、キッチンやお風呂などの設備を選定していく上でも、優先順位をつけて
取捨選択することになります。
是非、暮らし方を幾度となくシミュレーションして、ご自身やご家族の考え方を知って頂きたいと思います。
モリシタユウヤ建築設計事務所では、家づくりの取り組み方からお話させて頂きます。お気軽にご相談ください。
土地選びもそうですが、間取りを決めたり、キッチンやお風呂などの設備を選定していく上でも、優先順位をつけて
取捨選択することになります。
是非、暮らし方を幾度となくシミュレーションして、ご自身やご家族の考え方を知って頂きたいと思います。
モリシタユウヤ建築設計事務所では、家づくりの取り組み方からお話させて頂きます。お気軽にご相談ください。